5/11 じゃんけんで同じポーズを出し続ける勇気(西-梅野バッテリーの配球)

この日の西は非常に苦しい投球。それでも7回まで投げ切った。終盤6,7回の左打者への配球が面白かったので残しておく。

6回、一死一塁で根尾。外、外にシュートやチェンジアップを集めて内野ゴロ。続く投手の小笠原には初球にスライダーを投げた後はシュート、チェンジアップ。
7回先頭の大島にも外へシュートやチェンジアップを集める。京田には初球にスライダーを投げたものの、あとは辛抱強く外へシュートやスライダー。ガーバーは追い込む前に勝負がついたがこれもチェンジアップ、シュートの配球。

個人的にあれ?って気付いたのは京田の場面。京田の意識が明らかに外に行っているのに、それでも外を続けるバッテリー。スライダーに不安があったのだろうが、重要なのはスライダーを全く投げないわけではないということ。
小笠原への1球、京田への1球のせいで中日打者陣もスライダーを完全には捨てきれない状況を作った。特に西は外からバックドアのスライダーがあるので、スライダーを投げている以上強く警戒していないといけない。また、あえて外一辺倒にしたことでバックドアへの警戒をさらに強めたのではないかと推測できる。

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