三段目全勝、番付何枚目までなら幕下15枚目以内に上がれる?

大相撲

平成16年1月場所~令和5年3月場所まで、三段目11枚目~30枚目までを表にまとめた。
なお、三段目筆頭~10枚目までは全て15枚目以内に上がっている。

力士場所番付成績翌番付備考
福轟力平成29年7月東三117勝0敗 優東下12
唐津海平成23年9月西三117勝0敗 優西下12
鏡桜平成30年7月西三117勝0敗 優東下12
暁司平成18年1月東三127勝0敗 優東下12
影山平成17年11月西三127勝0敗 優西下12
北勝川令和元年5月西三127勝0敗 同東下12
徳瀬川平成18年11月東三137勝0敗 優西下13
白虎平成23年1月西三137勝0敗 優東下13
貴ノ岩平成21年11月西三147勝0敗 優西下13
朝弁慶平成31年1月東三157勝0敗 優西下13
勇磨令和2年1月東三167勝0敗 優西下12
朝興貴平成28年7月西三167勝0敗 優東下13
武政平成29年1月西三167勝0敗 優東下13
鳩岡令和3年7月西三167勝0敗 優東下15
貴月芳平成24年11月東三177勝0敗 優西下14
鶴竜平成16年7月西三177勝0敗 優西下14
若三藤平成18年9月東三187勝0敗 優西下14
常陸號平成22年1月東三187勝0敗 優西下15
炎鵬平成29年9月西三187勝0敗 優西下14
乾王平成20年11月東三197勝0敗 優西下15
長内令和4年1月東三197勝0敗 同西下14
加賀谷平成19年1月西三197勝0敗 優西下14
大翔岩平成26年5月東三207勝0敗 同東下14
竜電平成27年1月東三207勝0敗 優東下14
朝天舞令和元年7月東三207勝0敗 同西下14
北天海令和2年9月東三207勝0敗 優東下15
飛翔富士平成27年7月西三207勝0敗 優東下13
佐久間山平成23年11月東三217勝0敗 優東下15序ノ口から21連勝
元林令和元年11月東三217勝0敗 優東下14序ノ口から21連勝
北青鵬令和2年11月東三217勝0敗 優西下15序ノ口から21連勝
藤青雲令和3年9月東三217勝0敗 優西下17序ノ口から21連勝
棟方平成16年1月西三227勝0敗 優西下15
玉力道平成17年3月西三227勝0敗 優西下15
朝乃山令和4年9月西三227勝0敗 優東下15
拓錦平成22年5月東三237勝0敗 優東下15
堀切平成26年1月西三237勝0敗 優西下13
常幸龍平成28年11月西三237勝0敗 優西下15
東俊隆令和5年3月西三247勝0敗 優西下15
北勝国平成23年5月東三257勝0敗 優西下9八百長問題で大量に引退
平成24年9月東三257勝0敗 優西下17
唐津海平成28年3月東三257勝0敗 同東下15
久之虎平成30年3月西三267勝0敗 同東下16
舞風平成18年5月西三277勝0敗 優西下18
希帆ノ海平成19年7月東三287勝0敗 同西下18
日翔志令和4年11月東三287勝0敗 優東下18
千代の国平成27年3月西三287勝0敗 優西下18
前田平成18年3月東三297勝0敗 優西下19
青木平成21年9月東三297勝0敗 優東下19
天一平成25年9月東三297勝0敗 優東下20
吐合平成20年5月西三297勝0敗 同西下20
神谷令和4年5月西三297勝0敗 優東下19
碧天平成21年1月西三307勝0敗 優東下21
宇良令和2年3月西三307勝0敗 優東下19
「序ノ口から21連勝」については三段目21~25枚目のみ調査

ということで、三段目20枚目までは全て幕下15枚目以内に上がっている。21~25枚目も大半が15枚目以内。
近年で不運なのは令和3年の藤青雲。藤青雲はデビューから3場所連続全勝(21連勝)。
仮に15枚目に上がって全勝ならば初土俵から所要5場所で最速の新十両(付け出しを除く)となるところだったが、そのチャンスすら与えられなかった形になる。
実は表で藤青雲の一個上にいる北青鵬も同様の21連勝パターン。この時は阿炎(出場停止中)を十両11枚目から一気に幕下16枚目に落として強引に幕下15枚目に持っていった1。なおさら藤青雲の不遇っぷりが目立つ。

藤青雲(東三段目21枚目)以降も朝乃山(西三段目22枚目)、東俊隆(西三段目24枚目)は幕下15枚目まで上がっている。

  1. 十両から幕下16枚目以下へ落ちたのは平成3年の騏乃嵐以来。

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