まとまくPOG指名馬解説

競馬

的射まくり(@MakuriMatoi)さんのPOG(まとまくPOG)に参加させていただきました。正直競馬から離れ気味だったんですけど、ウマ娘の存在と時間が取れたので数年ぶりにPOGに参加できました。指名した10頭の簡易説明をしていきます。

わたしのPOG歴と戦略

競馬熱が一番高かった2013‐2015年あたりに、ドラフト制のPOGに参加していました(25人前後で13頭指名、人気種牡馬の軽い頭数制限等があった気がする)。ただ数年やって順位は中位だったのでセンスはあまりないです。血統もそんなに詳しくないし。今年はそちらのPOGも久々に参加しました。
好みは遅生まれ、濃い目のクロス、牝系クロス、サドラークロス。遅生まれって成長の余地が大きいから謎のお得感があるんだよね(早期デビューだとなおさら)。なので普通は載せないであろう各馬誕生日を載せています。クロス(インブリード)はロマン。アイムユアーズなんか理想だよね。

戦略…といっても、賞金山分け型のPOGは初めて。前年のまとまくPOGを確認したところ参加者が100人強(今年とルールは違います)。人気馬はかなり重複しそう。10人重複だとダービー(2億円)を取っても2000万円。
これなら被らない馬中心で…という方針で、半数以上被らなさそうな馬をチョイス。重複するかどうかは日刊競馬POGの指名数ランキングを参考にしました。

・コンテスティッドの19(父ディープインパクト)  5月15日生 日刊競馬POG:24位

6年連続でディープを付ける意欲的な配合。通常は外した時が怖いため、2~3年で別の種牡馬に変えることが多い。
まだ重賞勝ちはギベオンしか出ていないが、当馬は遅生まれなのに兄弟で一番デビューが早そう。最後の最後に大当たりになることを期待。この馬はそこそこ指名が被ると予想。

・ディアデラノビアの19(父ハービンジャー) 3月13日生 日刊競馬POG:29位

この血統は3頭すべて勝ち上がっておりドレッドノータスは2歳重賞も勝っている…が、3頭中2頭が去勢。5年ぶりにハービンジャーを付けたのは勇気のいることだったと思う。晩成気味の血統だが早めにデビューしそうなのと、コロナで観客が少ないのは気性難にとってはプラスと判断して指名。指名がどれくらい被るか不明。血統的にはあまり被らないと思うが…。

・ミリアグラシアの19(父ディープインパクト) 1月21日生 日刊競馬POG:73位

これは血統とか関係なく馬主:池江泰郎なので指名。調教師定年引退後馬主になったが、馬主としては現状完全に失敗。いい加減当たりを引くだろうという願望。ちょっと気になるのはミリアグラシアの子の馬主が池江郎-里見治-池江郎になっていること。里見治のアドバイザーの立場で、何故このような持ち方をするのか…?
走らない可能性も十分にあるけど、ほぼ指名重複しないはずなので面白いと思う。

・キャンプロックの19(父ディープインパクト) 5月2日生 日刊競馬POG:94位

何故かはわからないけど母系にサドラーが入ってる血統好きなんだよね。スピード不足になりがちなんだけど。根拠皆無だけど重めの血統はハマれば大爆発すると思ってる。遅生まれもよき。

・サンビスタの19(父ロードカナロア) 4月22日生 日刊競馬POG:94位

母はダート馬、半姉二人も走っていない…のだがPOG本ではそこそこ取り上げられている。POG期間はダートで賞金が大きいレースがほぼないので、ダート馬は敬遠されがち。
芝でおろしそうだし芝で走る可能性も十分あるけどダートに回って賞金を稼いでもらうのもあり。サンビスタ好きな人は指名するだろうけど、そんなに被らないだろう。

・カレンタントミールの19(バゴ) 3月22日生  日刊競馬POG:187位

ものすごい血統。インブリード詰め込めるだけ詰め込んでみましたって感じ。ゲームだと評価高そう。
2×4のインブリードって割と上手くいく印象あるんだよね。この馬はそういう次元じゃないけど。
馬名がカレンブルーローズなのも好み。この血統で走ったら青薔薇でしょ。

・コスモチェーロの19(父:オルフェーヴル) 6月13日生 日刊競馬POG:154位

半姉にウインマリリン。ウインマリリン自体5月23日生まれとかなりの遅生まれなんだけど、フローラS1着、オークス2着とPOG期間に間に合っている。この馬はさらに3週間遅い生まれだけど、動きは良いらしい。遅生まれ好きとしては指名するしかない。ちなみにダービー馬史上最も遅生まれなのはカブラヤオー(6月13日生まれ)で、この馬と同じ。運命感じちゃいますね。

・ラセレシオンの19(父キズナ) 2月23日生まれ 日刊競馬POG:指名なし

ここからは被らなさそうな馬をチョイス。先日行われた千葉サラブレッドセールで2番目に高かった馬(税込6941万)。
1位が税込5億超とか言うぶっ飛んだ価格(「ウマ娘」のサイバーエージェント・藤田晋氏がディープインパクト産駒の2歳牡馬を4億7010万円で落札!)だったので話題をすべて持っていかれたが、この馬の価格も千葉サラにしてはかなり高額。例年なら1位になっていてもおかしくなかった。
しかも父がディープではないので、額面以上にすごい値段だと思う(ディープは実質ラストクロップなので値上がり傾向、そうでなくても千葉サラで出ることは少ないので値段が付きやすい。キズナは当時の種付け料350万円)。評価している人に乗っかって指名した格好。

・ノーザンスターの19(父ディーマジェスティ) 4月14日生 日刊競馬POG:399位

これは馬名で指名したようなもの。馬名はシゲルファンノユメ。名付けの理由はツイッターに挙げられているんだけど、これを見る前に指名していました。
シゲルは毎年馬名にテーマがあるんだけどこの馬1頭だけテーマから外れてたので何かあるなと。サドラークロスもあるし血統的にも自分好み。

・シアージュの19(父ラニ) 3月31日生まれ 日刊競馬POG:指名なし

意識してなかったけどラスト2頭は新種牡馬に。新種牡馬枠とかないのにねえ。母シアージュの子は4頭中3頭勝ち上がり、しかも3頭とも2勝以上挙げている。優秀な繁殖牝馬と言えるだろう。
今回は過去4頭にはなかったサドラークロス。ラニはゴリゴリのダート馬だからサドラーを伸ばすというのは素人目には日本競馬向きではないと思うが、攻めの配合で面白いと思う。

終わりに

他では取り上げられてない馬も何頭かいるので、これからPOGやる人は隠し球として参考にしてくれると嬉しいです。あと、POGやると馬券買うときどうしても指名馬に引っ張られるよね。

コメント