東京スカイツリーの落雪対策と落雪事故

スカイツリーからエグめの雪が落ちてくる動画がバズってたので、事故が起きていないかどうか調べてみた。
色々対策してるけど、2021年12月上旬までに事故は21件起きているようだ。まだ人身事故は発生していないが、いつか起きるだろうね…。

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落雪映像

落雪対策

スカイツリー、落雪防げ 仮設ネットや電熱線で対策 2011年2月

スカイツリーも冬支度 落雪防止の設備公開 2011年12月

スカイツリーの落雪対策に”新兵器” 2015年12月2日

東京スカイツリー、今冬の落雪対策公開=新考案器具導入で無事故継続目指す 2015年12月2日
→「建設中を含め、落雪による物損事故は過去7度」

スカイツリー、落雪予防へ対策強化 新設備で雪払い時間半減 2017年12月

東京スカイツリー 新兵器導入で頂点も落雪対策へ 2018年12月
→「落雪が原因とみられる被害が13件、起きています」

落雪事故防げ 東京スカイツリーで対策作業公開 2018年12月(毎日・有料記事)

地上は雨でも…スカイツリーで雪対策 2020年12月
→「昨年は落雪で民家の屋根瓦が傷つくなどの物損事故が4件起きた」

スカイツリーが落雪対策を公開 鉄骨の雪は手作業で 2020年12月
→「これまで人身事故は起きていないが、車のボンネットがへこむなどの事故は毎年のように起きている」

スカイツリー 冬の備え 展望台屋上部分 落雪対策、道具改良重ね 2021年12月
→「昨冬は雪がほとんど降らなかったため、落雪が原因とみられる被害はなかった」

地上375m、雪払い準備 スカイツリー 2021年12月
「スカイツリーからの落雪が原因とみられる事故は21件」

対策動画

落雪による事故

2013年1月 一戸建て住宅破損

 東京スカイツリーからの落雪によるとみられる被害が南約100メートルの住宅であったと、東武タワースカイツリー社が16日、発表した。
ベランダのアクリル製の屋根が割れているのを、住民が15日に見つけたという。同社は「ツリーからの落雪による被害の可能性が高い」と判断し、修繕の費用を負担する。
破損したのは1カ所で30センチほど。ベランダには直径5センチほどの氷状の塊が落ちていたという。ツリーからの落雪被害は昨年5月の開業後は初めて。

スカイツリーから落雪、屋根壊れる 2013年1月16日21時34分 朝日

東京スカイツリーを運営する「東武タワースカイツリー」は16日、近隣住民から「ベランダの屋根が破損した」と申し出があり、スカイツリーからの落雪による可能性があるとして修繕したと発表した。
同社によると、スカイツリー南側約100メートルにある一戸建て住宅のベランダの屋根が破損した。
昨年も屋根やガラスが破損したとの近隣住民からの申し出が同社に4件寄せられ、落雪が原因の可能性があるとして修繕している。

スカイツリーから落雪か 近隣住宅の屋根破損 2013年1月16日23:34 日経

なんで朝日と日経で事故の前例について表記が違うんだ…?と思ったけど朝日は開業前について触れていないということかな。まあ表記的に間違いとは言えないけど…。

2016年1月

今回の雪では、東京・墨田区の東京スカイツリーの運営会社が、雪の塊が落下しないよう、多くの作業員が雪を払う作業に当たりました。しかし、19日朝になって、およそ100メートル離れた住宅で、落下した雪で雨どいが壊れる被害が見つかったということです。
東京スカイツリーでは、雪の塊が落下するのを防ごうと、18日の朝から夕方にかけて、展望台の外壁に設置したヒーターを作動させたほか、90人の作業員や従業員が柱の雪を払ったりパトロールに当たったりしました。
しかし、19日朝になって、周辺の住民から「落雪の被害があった」と連絡があり、確認したところ、スカイツリーからおよそ100メートル離れた住宅で雨どいの一部が壊れているのが見つかりました。運営会社は落雪によるものと判断したということです。

東京スカイツリー除雪作業で周辺の住宅破損 2016年1月19日

ちなみに被害についてスカイツリーは補償しているが、法律的にも「予測できる事態」なので基本的には補償する義務があるようだ。
スカイツリーからの「落雪被害」だれの責任?

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