公式記録員の誤審:4月24日の近藤の盗塁

公認野球規則 野球
公認野球規則

このプレイ。日ハム・近藤の盗塁が記録されている。

捕手・甲斐の送球はノーバウンドでストライク送球。完全にアウトのタイミングだったが、遊撃手・今宮が捕球できずに走者はアウトを免れた。
公認野球規則9.07および9.12を適用すべきケースで、本来は近藤:盗塁刺、今宮:失策が正しい。

9.07 盗塁・盗塁刺
(f) 野手が好送球を明らかに落としたために、盗塁を企てた走者がアウトを免れたと記録員が判断した場合には、送球を落とした野手に失策を、送球した野手に捕殺を記録し、走者には盗塁を記録しないで盗塁刺を記録する。

9.12 失策
(a)次の場合には、当該野手に失策を記録する。
(8)時機を得たしかも正確な送球を野手が止め損なうか、または止めようとしなかったために、走者の進塁を許した場合には、その野手に失策を記録し、送球した野手には失策を記録しない。
もしそのボールが二塁に送られたときには、記録員は、二塁手または遊撃手のうちのどちらがその送球を止めるはずであったかを判断して、その野手に失策を記録する。

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このプレイと前後して19日の大城の打撃結果が25日に訂正されたためこちらも一週間ほど訂正を待ったのだが(NPBのご意見箱にも送った)、訂正されないようなので備忘録としてブログに残しておく。

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