シベリアンタイガーでわかる2勝クラスの旨味

競馬

先日、シベリアンタイガー(セ12)の中央引退が発表された。正直なところ晩年は回ってきただけ(最後に掲示板に載ったのは2020年11月)のレースがほとんどだったが、赤字だったかといわれるとそうではない。下記ツイートのように、2023年は1000万強稼いでいる。

シベリアンタイガーのような馬が賞金(手当)を拾うためには以下の要素が重要になる。

・特別出走手当の満額交付(6歳以上1勝C馬は全額交付されない)
・少頭数競走を狙う(出走奨励金は9着までが対象)
・タイムオーバーを回避する(タイムオーバーだと出走奨励金が不交付、タイムオーバーかつ9着以下だと特別出走手当が半額になる)

この3つの条件を満たしやすいのが2勝C。少頭数の競走が1勝Cとほぼ変わらない(2023年の9頭立て以下競走数は1勝C57、2勝C50、3勝C6)。タイムオーバーさえ回避すれば9着でも出走奨励金+特別出走手当で80~90万円稼げる。年10走ほどできれば十分エサ代を稼げるのである。

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