幕下上位の0勝は番付35枚降下ではない?

大相撲

幕下の0勝(全休以外)は番付35枚、幕下全休(0勝1不戦敗6休も含む)は番付40枚降下になる。なるのだが、近年幕下上位には例外が存在するようである。まずは以下2つの表を見て欲しい。

平成12年~平成18年の幕下筆頭~10枚目0勝力士

力士場所番付成績翌番付降下幅
彩豪平成13年7月東下20勝7敗東下3735
田中平成13年7月東下30勝1敗6休東下3835
春ノ山平成18年9月西下40勝5敗2休西下3935
玉力道平成16年7月東下50勝4敗3休西下4035.5
光龍平成17年5月東下50勝3敗4休西下4035.5

平成19年~令和6年9月の幕下筆頭~10枚目0勝力士

力士場所番付成績翌番付降下幅
村田平成30年7月西下10勝4敗3休東下3230.5
千代嵐平成27年5月東下20勝4敗3休西下3230.5
琴太豪令和2年11月西下30勝2敗5休西下3330
朝乃若令和4年11月西下40勝7敗西下3430
豊ノ島平成30年1月東下50勝3敗4休西下3530.5
千代ノ皇平成31年1月東下50勝3敗4休西下3530.5
琴太豪令和6年3月東下50勝6敗1休西下3530.5
武甲平成19年9月西下50勝2敗5休西下3530
旭大星令和4年1月西下50勝3敗4休西下3833
諫誠平成26年3月西下60勝3敗4休西下4135
一木令和2年11月西下60勝1敗6休西下3832
渡辺平成24年11月西下70勝7敗東下4335.5
令和2年3月西下70勝2敗5休西下4235
碧天平成21年9月東下80勝7敗西下4335.5
阿夢露平成22年7月東下80勝3敗4休西下4335.5
野上令和元年9月東下80勝7敗東下4335
千代の海令和6年5月東下80勝5敗2休西下4335.5
臥牙丸令和2年1月東下90勝3敗4休西下4435.5
飛天龍平成27年11月東下100勝7敗西下4535.5
時栄令和3年9月東下100勝4敗3休東下4535
大喜鵬平成26年7月西下100勝4敗3休西下4535

平成19年9月場所の武甲以降、幕下5枚目以内の0勝は30枚の降下が基本になっている。…と書いた直後に幕下5枚目の旭大星が33枚落とされた。わ、わからん…。
まだ1例だが、幕下6枚目も令和になると32枚降下と甘くなっている。

なお、全休力士に関しては40枚降下のままである。一応こちらも表を載せておく。

令和元年~令和6年9月幕下筆頭~5枚目全休力士

力士場所番付成績翌番付降下幅
蒼国来令和2年3月東下10勝0敗7休西下4140.5
令和3年3月東下10勝0敗7休東下4140
琴勇輝令和3年3月西下10勝0敗7休西下4140
千代の海令和3年7月東下30勝0敗7休西下4340.5
竜虎令和元年9月西下30勝0敗7休西下4340
朝弁慶平成30年7月東下40勝0敗7休東下4541
竜虎令和3年5月西下40勝0敗7休西下4440
一山本令和2年1月西下50勝0敗7休西下4540
極芯道令和2年3月西下50勝0敗7休西下4540
明瀬山令和3年9月西下50勝0敗7休西下4540
朝乃山令和4年3月西下20勝0敗7休西下4240
出羽ノ龍令和4年3月西下30勝0敗7休西下4340
炎鵬令和5年7月西下10勝0敗7休西下4140
藤青雲令和5年9月東下50勝0敗7休東下4641
輝鵬令和5年11月東下20勝0敗7休西下4240.5
貴健斗令和6年1月東下30勝0敗7休西下4340.5
栃武蔵令和6年3月東下30勝0敗7休西下4340.5

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