4月15日青柳-梅野のリード「とっておきのカーブ」「絶対に間違えない」

野球

たった2球のカーブ

坂本は2打席ともインコースの速球系を上手く捌いてヒット。ピンチで迎えた3打席目、非常にインコースに投げづらい状況となっていた。
かといって外の速球、スライダー系のボールを続けるのも坂本レベルの打者相手には難しい。そこで阪神バッテリーが選択した球はカーブ。この日73球目にして初めて投じた球種である。

スライダーよりさらに20㌔近く遅い球速差を生かし坂本を打ち取った。
8回、3打数3安打と勢いを止められない吉川にもカーブを投じた(ひっかけて死球)。

この日投げたカーブは95球中たったの2球だが、状況を打開する球種として非常にインパクトのある2球だった。

絶対にホームランを浴びないという強い意志

こちらは7回1点リード、2死走者なしの場面。見ての通り外一辺倒。さらに加えると3球目4球目はクイック投法でタイミングを外そうとしていた。
正直この日の中田は打てそうな感じがしなかったし、インコースでねじ伏せに行くのもありだったと思う。ただホームランだけはNGの場面、「エース」として模範を示す意思表示に感じた。


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